膝蓋骨脱臼(パテラ)の管理で手術以外に出来ること
この記事をご覧の方は膝蓋骨脱臼についてよくご存知なのかもしれませんね。
最近人気の小型犬種にはよくあるトラブルです。
うちのチワワもコレです。
簡単に言うと膝蓋骨という膝のお皿が本来の位置から外れやすくなってたり、ずっと外れてたりする状態です。
動物病院で検診を受けた時に『膝のお皿が外れやすいですねー』とか言われたことがあったら恐らくこれです。
グレードにもよりますが、将来的に手術が必要になったり、日常生活で痛みが出てくる可能性もあるので注意が必要なんですよね。
完治させるには手術が必要なのですが、手術はやはり高額ですし動物への負担がかかります。出来るだけ手術しないでいいように、日常生活で気をつけることを紹介します!
①フローリングをツルツル滑らせない。
ツルツルするとそれだけで膝に負荷がかかります。スキーやスノボーを想像してみてださい。ずっとやってると膝痛くなりますよね?私はなります(笑)
出来るだけカーペットを使用するなり、ブロックマットのようなものを使用して滑るスペースを減らしてあげましょう。
②2本足でぴょんぴょんさせない。
これも膝に負担がかかるのはイメージできますよね!ましてや四足歩行の動物ですから、人間よりも2本足にかかる負担が大きいのです。
③太らせない
これも人間と一緒ですね。体重が増えると膝にかかる負担が増えます。今すでに太っている場合はすぐにダイエットを!太ってない場合は太らないように気をつけてください。
④歩くのはいいけどダッシュして急ブレーキかけるような動きをさせない
『散歩させない方がいいんでしょうか?』と、良く聞かれるのですがのんびり歩く散歩はむしろ行ってもらった方が良いでしょう。
なぜかと言うと、歩かないと骨を支えている筋肉が衰えて、更に外れやすくなったり 痛みが出やすくなったりするからです。
ただし、『ダーッ』と走って『キュッ』と急ブレーキをかけるような動作は膝に負担がかかるので控えましょう。
⑤軟骨成分のサプリメントをためしてみる
一番メインとなるのはグルコサミンとコンドロイチンですが、それ以外にも色々な種類のサポート成分が入っている商品があります。
うちのチワワもパテラの痛みがひどい時にグルコサミンとコンドロイチンのサプリメントを試してましたが、足をあげる回数が明らかに減りました。
ただ、効果はその子によって個体差があるので色々な種類を試してみるのも良いかもしれません!